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インフルエンザと予防接種

​冬に流行するインフルエンザ。インフルエンザは、かかっている人のせきやくしゃみ、ウイルスが付着したて指で何かを触ったことによりまわりの人に感染がひろがります(飛沫感染と接触感染)感染したあと発症するまでの潜伏期間は1〜3日(平均2日)症状がでる24時間前から他の人に感染させる可能性があると言われています。そして発症すると急激に高熱(38~40度)頭痛、関節痛、強い寒気、せき、強い倦怠感、のどの痛み、鼻水などの症状がでます。

インフルエンザとは?

インフルエンザとはインフルエンザウィルスが原因となり引き起こされる病気です。風邪とインフルエンザは症状が似ていますが、一般的な風邪はアデノウイルスやライノウイルスというウイルスに感染して発症します。インフルエンザウイルスには、A・BおよびCの3つの型がありますが、人のかかるインフルエンザウイルスは通常A型とB型です。インフルエンザウイルスは12月から3月ごろに活動が活発になります。

こんな方はご注意!

  • 高齢(65歳以上)

  • 小児(5歳未満)

  • 妊娠中

  • 肥満

  • 基礎疾患がある

この病気の原因は?

12月〜3月になると活性化するインフルエンザウイルス。仕事で多忙な社会人、受験勉強などで消耗している学生や体力の落ちたシニアは、免疫力が落ちています。こうして免疫力の低下が原因でインフルエンザウイルスに感染しやすくなります。

このように治療していきます

インフルエンザかも…と思ったら、すぐに医師の診察を受けましょう。ウイルスの増殖を抑える抗インフルエンザウイルス薬を服用し、感染を周囲に拡散させないよう、最低5日間は自宅療養が必要です。また、予防接種を受ける(インフルエンザワクチンを接種する)ことで、重症化や合併症発症のリスクを軽減することができます。

インフルエンザ予防接種

森田医院ではインフルエンザ予防接種は11月から打つことを推奨しています。

ワクチンは打ってから2、3週間後に有効になり、効果は、個人差はありますが、約四〜五ヶ月間続くと言われています。したがって11月中に接種するのが効率がいいと考えています。

ただし特別なご事情がある方、例えば受験生をお持ちの親御さんなら10月中に家族揃って接種されるのも賢明かと思います。遠慮なくご相談ください。

今年2019年のワクチンはA型株を2株とB型株2株を含んでいます。

(日本全国どこの医療機関で接種されても同じウイルス株を含んでいます)

【2019/20シーズンインフルエンザワクチンの組成】

  1. A型株(A/ブリスベン/02/2018(H1N1)pdm09

  2. A型株(A/カンザス/14/2017(H3N2)

  3. B型株(B/プーケット/3073/2013(山形系統)

  4. B型株(B/メリーランド/15/2016(ビクトリア系統)

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